臨床心理士になるための大学の選び方 その2

社会人が臨床心理士を目指す場合

既に大学を卒業し、社会人になっているけれど、
臨床心理士を目指したいという場合は、
指定大学院、または専門職大学院への進学で、
その道は開けます。

しかし、指定大学院や専門職大学院の入学試験の倍率はとても高いです。

社会人を対象とした臨床心理士養成コースを設置している大学院などもあるので、
ホームページで内容を吟味してみましょう。

大学のカリキュラム

大学では、卒業要件として4年での学習単位の取得が決まっています。

その単位には、一般教養科目や外国語、体育等もあり、
臨床心理学科や心理学科などの専門教育も当然あります。

しかし、大学の臨床心理学科、心理学科での教育は、
決して専門家としての臨床心理士養成のための
本格的な教育カリキュラムではありません。

あくまでも、指定大学院という養成コースへ進むための、
基礎を身につけるためのカリキュラムになっています。

心理学一般の基礎には、「基礎心理学」、「心理学研究法」、
「心理学実験、実習、演習」の3科目があります。

この3科目で心理学の近代科学的手法を身につけておくことで、
臨床心理士としての基礎力が身につきます。

基礎心理学

心理学の歴史、心理学の様々な方法論を概論的に学ぶ科目です。

心理学研究法

心理学の実験的研究の計画の立て方、手順、技法、
データの処理の仕方(統計法)など、
実証科学的な研究法一般の基礎を学ぶ科目です。

心理学実験、実習、演習

心理学の実験を実際に行い、そのレポートを書いて提出します。
選択必修科目では、心理学のそれぞれの分野について詳しく学び、
心理検査の実習を行う大学もあります。

知能検査やロールシャッハ法まで、
一通り自分で受けて、結果についてレポートにまとめ提出することで、
詳しく学び知識として身につけていきます。

さらに、大学院の入試では、受験科目に外国語が含まれます。

英語だけの大学院もあれば、いくつかの外国語の中から
一ヶ国語を選ぶ大学院もありますが、
学部でも、3.4年生では英語等の外国語の専門書や論文を読む授業もあるため、外国語の習得は必須です。

大学選びの注意点

「臨床心理学」、「心理学科」という名前であっても、
各大学によって様々な特色があります。

ホームページで詳細を確認し、情報を得てから、
受験する大学を選ぶようにしましょう。

 

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